予備校には行かない!という長男を受け入れるまでの葛藤

こんにちは!

 

子育て終了後の生き方がわからない
40~50代女性の方へ
【アートセラピー×心理学】

 

ぬり絵を取り入れた心理学講座を
プライベートで開催している
色彩心理カウンセラー中村真弓です。

 

 

私のクライアントさんのお子様は
すでに高校生、大学生、または社会人、
・・という方がほとんどです。

 

高校生や大学生、社会人になられたお子様との
関係に悩んでいらっしゃる方も多く、
何かの参考になれば・・と思って
今日は書きますね^^

 

大学院を卒業して、
今はある企業の研究所で働いている、
長男の大学受験でのお話です。

 

長男は、予備校には通いませんでした。
家庭教師もつけませんでした。

 

私は不安でいっぱいでした!
その不安をどうしたのか?・・
紆余曲折をお話いたします。

 

簡単にできる子育て法はない

 

予備校にも通わず、
家庭教師もつけず、大学受験をし、
現役で国立大学の理系に合格した、

 

なーんていうと、
どんなに優秀なお坊ちゃまなの?とか
単なる自慢かっ!とか
いろいろと言われますが・・

 

長男の「予備校は行かない」という
選択を受け入れるまでの紆余曲折、

 

アドラーやその他の心理学を
当時15年以上学んで実践していても、
大きな決断をするときには、
やっぱり足踏みしてしまった・・

 

そんなに簡単に、
理屈通りにはできないということを
身をもって体験しているので、

 

○○さえすれば子育てが楽になる!とか、
△△法ですぐに勉強するようになる!とか、
□□であっという間に変われる親子関係!
とかとか・・

 

そういうことを伝えている方々に
とっても違和感を感じています。

 

そんなにすぐに変われる魔法はないのです!

 

ということをお伝えしていきたい!
と思っているのです、私・・

 

でも少しずつでも実践していけば、
確実に変わっていきます!

 

だから、正直にいろいろお話しています。
最初はできなくても、失敗しても、
でも、大丈夫ですよ~とお伝えしたいのです!

 

その紆余曲折の体験の1つが
予備校には行かない!という長男の選択でした。

※こんな紆余曲折もありました↓
中学受験、塾選びの失敗・・私が子供を潰してしまう

 

予備校には行かないという長男の選択

 

高2になっても、高3になっても
いっこうに予備校に通う気配のない長男。

 

なぜ、予備校に行かないのか?
と長男に聞いてみると、、

 

予備校に行っても
わからないところがありすぎてついていけない。

 

逆に、自分のわかっているところは
何時間もただ座って、講師の話なんて
聞いていたくない!
時間のムダ!!

 

だから、自分のペースでやりたい!
家庭教師もいらない!

 

とのこと。。
ここでおわかりかと思いますが、

 

予備校に行っても
わからないところがありすぎてついていけない。

 

というくらい、優秀とはほど遠い成績。。

 

長男は高校に入ってからは、
ほどんど勉強しなくなり、
留年をなんとか免れる程度の成績でした。

 

まぁそれでも私は、長男の問題だから
きっとどうにかするだろう・・
と、見守っていました。

 

ところが、
どうやら見守り過ぎた・・っぽい?

 

信念を持ってやってきたつもりだったけど、
見守り過ぎたのかも・・?
と思ってからは、私の不安は増すばかり。。

 

不安でいっぱいの私がとった行動とは・・

 

これでいいのかしら?

 

私自身は付属校だったので、
大学受験の経験がなく、
しかも、昨今の大学受験事情はややこしく、
毎年変わったりすることもあるので、
かなーりの不安がありました。

 

・・不安、、
もちろん私の不安・・ですね。。

 

身勝手な不安・・

 

その身勝手な不安を打ち消すべく、
せめて夏期講習だけでも通って!と思い、
何とか説き伏せて、
申し込みました・・私が!

 

が!!
長男は1日行っただけで行かなくなりました。

 

自分のわかっているところは
何時間もただ座って
講師の話なんて聞いていたくない!
時間のムダ!!

 

ということが証明されたような
夏期講習だったようで。。

 

ご存知かと思いますが、
夏期講習と言ってもかなりのいい授業料。。
それをたった1日行かなくなるなんて、
がっかり・・もいいところ!!

 

でもここで、今さら…だけど、
気づいたことがありました。

 

子供の問題を抱え込んでいた私

 

どういう勉強方法をするのか?
は、長男の問題です。

 

私は、長男の問題なのに、
自分の問題として抱えてしまったわけです。

 

受験勉強しなくて、
大学受験どこにも合格しなかったらどうしよう・・

 

って、私が大学に入学するわけでもないのに
私の問題として、不安が増大していたわけです。

 

勉強してもしなくても、
大学受験に合格してもしなくても、
それは長男の問題。

 

どうしても、本当~~に
大学に行きたかったら勉強するでしょう!!

 

と、長男のことを信じていれば、
何とか説き伏せて、夏期講習に行かせる、
なーんて間抜けなことはしなかった…はず!

 

この、
私に無理やり行かされた夏期講習を
1日で行かなくなってしまった事件…
で、私はあきらめました・・

 

というか、、理屈では、

 

これは長男の問題だ!

 

ということはわかってはいたんです。

 

見守り過ぎたかも・・ではなかったのです。
そのまま見守っていればよかった。。

 

でもどうしても、
身勝手な不安の方が私の中で大きくなって、
わかっていたのに、やってしまったのです。

 

でも、この事件で自覚させられました。

 

もしあの時点で、私がまだ長男に
予備校行きなさーい!!
と、説き伏せようとしていたら・・

 

長男との関係性は
どうなっていたでしょう・・??

 

たぶん、
ものすごいバトルが繰り返され、
親子関係にはヒビが入り、
コミュニケーションは取れなくなっていたと思います。

 

予備校に行かない長男の大学受験の結果

 

私があきらめた、
いえ自覚させられてからの
長男の大学受験のその後の経過ですが、、

 

模試は受けない!
→受けてもできないんだから時間のムダ!と。
・・実際、大学受験の模試は時間が長いことが多い

 

学校でどうしても受けなくてはいけない
模試だけ受ける
→志望大学の合格ラインに達したことはナシ!
D・Eランクばっかり・・
↑つまりまったく合格ラインには届いてない

 

でも、勉強した!という科目は
着実に成績アップ。
例)物理・・教科書を最初からやり直す
→問題集をやる・・という地道な勉強法。

 

センター試験の2日前の
化学の試験対策の授業が理解できた!
→それまでは何を言ってるのかわからなかったそうです…汗

 

私立大はまったく受ける気なし!
→私立大の傾向対策が間に合わないから・・
学校からどうしても受けろと言われて2校だけ受験、
もちろん不合格。

 

センター試験で志望の国立大に必要な、
ギリギリの成績を何とか修める。

 

国立前期は不合格。

 

国立後期も不合格。。

 

で、浪人決定!
浪人なら、予備校に行く・・
と、やっと(遅すぎる)腰を上げ、
週明けに授業料を振り込みに行こう~
と決定したのが土曜日。

 

が・・!!
その翌日の日曜日の朝に、
受験した大学から1本の電話が・・

 

繰り上げ合格・・!

 

なんと、
入学式の5日前に繰り上げ合格したのです。

 

ホントは浪人のはずが、
なんとなく現役に・・

 

なので、本当に優秀だったわけではなく、
ただ単に、運がよかったというだけの合格。

 

いや、本当に運がよかった、
ご縁があった、としかいいようがないです。

 

子供の問題と自分の問題を分けること

 

長男の大学受験はこのような形で
幕を閉じました。

 

アドラーやその他の心理学なんて、
いろいろ学んでも、いろんな知識を

 

・知ること
・理解すること
・できること

 

は、ちがいますよ~ってことですね。。

 

理解する、まではいくのだけど、
「それを行動に移せるのか?」

 

私の場合、この
長男が予備校行かない問題
については、
かなりの勇気と覚悟のいる決断でした。

 

でも、
自分の問題と長男の問題を
分けて考えることが大切・・
ということや、その他いろんなことを
学んでいたおかげで、、

 

ギリギリで、
長男の問題だ、と気がついて、
いえ気づかされて、
何とか・・どうにか・・
切り替えることができました。

 

当時、15年以上アドラーや
その他の心理学をいっぱい学んで、
子育てに生かしてきたとはいっても、
こんなものです。

 

だから世にはびこる、お手軽そうな
○○さえすれば子育てが楽になる!とか、
△△法ですぐに勉強するようになる!とか、
そういうのって、どうなの?!と思う。。

 

それを本当に実践して子育てしてるの?
そして、
それを実践した子育てが終わっているの?

 

終わっていないなら、
これからお子様がどうなるかわからないのに
その先のことまでお話しちゃっていいの?
って違和感を感じます。

 

※ご自分のお子様の年齢までのことならお話してもいいと思います。
お仕事としてお話なさるのであれば、
ご自分のお子様の年齢以上のことはどうかな・・と思っています。

 

ご自身ではほとんど実践できていないのに
人さまに教えちゃってる方、
かなりいらっしゃるのではないですか~?

 

まとめ:より良い関係を築くためには・・

 

私は、アドラーその他の心理学を
実践しながら子育てしていて、
できなかったことも、失敗も含めて
そのままお伝えしています。

 

知識を得ても、
そんなにすぐに一朝一夕で
できるものではない、
ということも正直にお伝えしています。

 

でも!
最初はできなくても、できるようになるのです!

 

お子様とのよりよい関係を築くために
ママさんが努力しているそのお姿をお子様が見ています。

 

できるか?できないか?ではなく、
その「姿勢」が大切なのです。

 

ママはあなたとの関係を良くしたい!と
思っているのよ~~!という
「意識」がお子様に通じます、必ず!

 

まずは、
いいなと思う知識を取り入れること、
そうすれば、何かあったときに、
ひっぱり出して使えます。

 

その「何かあったとき」に、
いろいろな知識を
知っているのと知らないのとでは、
そして、
使えるのと使えないのとでは、、

 

その何年後かのお子様との関係に、
すごーーく大きなちがいが出てきます!

 

私は、知識をお伝えすること、
使えるようにサポートすること、
を行っています。

 

高校生、大学生、社会人のお子様を
お持ちのクライアントさんが、皆さん、
「10年前にセッション受けたかったー!!」
とおっしゃっていますよ。

 

 

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