大切な人を亡くすこと…悲しさや寂しさと上手にお付き合いしていく方法:父が突然亡くなってから2回目の父の日に…

父の日…2015年秋に父が亡くなってから

2回目の父の日です。

 

あぁ~
父はいないんだなぁ~
と、改めて感じます。

 

大切な人を突然亡くして、
心を痛めていらっしゃる方へ、
心の整理のきっかけになればと思って書いてみました。

 

 

突然の交通事故で亡くなった父

 

2015年10月はじめの夜のこと、
夕食をとっていると携帯が鳴りました。

 

父が交通事故に遭った、
すぐに来てほしい、と病院からでした。
(横断歩道を歩いていてトラックにはねられました)

 

そのまま病院へ向かいましたが、
すでに意識はありませんでした。

 

緊急手術をしましたが、
父が元気になるための手術ではなく
いわゆる「救命」のためのもの。

 

あらゆる治療をしていただきましたが
それから1ヶ月後、
意識が戻らないまま、亡くなりました。
80才になる5日前でした。

 

意識のない父の元へ毎日通い、
手を握ったり、足をさすったり、
話しかけたり・・

 

なんの反応もないのですが、
絶対に父はわかっている・・
と、なぜか、感じていました。

 

だから、たくさん話しかけました・・
今さら遅いよね~と思いながら、
ありがとうね・・と。。

 

とにかく苦しかった1ヶ月間・・

 

あまりにも突然の出来事で、
憔悴しきっていた私を救ってくれたのは
家族はもちろんですが、友人たちです。

 

アドラーをはじめとする心理学を
20年以上学んで実践してきた私ですが、
いざ、自分の身に
大きなアクシデントがふりかかると
正直、動揺しました。

 

特に、意識不明で入院していた1ヶ月間が
とにかく苦しかったです。

 

どこにいても、ふっと気を抜くと、
涙があふれてしまって仕方がなかったです。

 

もう意識が戻らないことは
わかっていましたが、
この状態がいつまで続くのか、

 

最期のそのとき、
私の感情はどうなってしまうのだろう…と。。

 

しかし、その状態を
どこか客観的に見ている自分もいて、
今、どういう時なのか、
何をしたらいいのか、
我に返って考えたりしていました。

 

思考と感情の間を行ったり来たり・・
の状態。

 

でもそうやって、
思考と感情を切り替えることで
感情に溺れることなく、
日々を淡々と過ごすことができていたように思います。

 

とにかく、今日やることをやる、
やれなかったことは仕方ない、

 

めいっぱい入っていた予定のキャンセルを
どうやって、皆さんに連絡するか・・?

 

やっぱり正直にお話してみよう、
調整をお願いしてみよう、
きっとなんとかなる・・

 

周りの方々に助けられた日々・・

 

本当にありがたいことに、
皆さんのご理解とお心遣いによって
スケジュールはすべて調整できました。

 

何よりありがたかったことは、
みなさんがいつもと同じように接してくださったことです。

 

私自身は今まで通り、と思っていても、
たぶん十分に「腫れもの」だったと思います。

 

それでも、
みなさんはごく普通に話しかけて下さり、
事務的なことは淡々と、
盛り上がるお話では大笑いし、いつも通り。。

 

同じような経験のある友人たちは
すぐに私の顔を見に来てくれました。
私のつらさ、悲しさ、寂しさを
そのまま受け止めてくれました。

 

そして、これを受け止めるには
時間がかかることを教えてくれました。

 

逆に、あたたかいメッセージをいただき、
その後はそっとしておいてくれた友人たちもいます。

 

もちろんそのお心遣いも、本当にありがたかったです。
心身ともに参っていたので、
私自身のキャパを超えずに済みました。

 

何かあったら、
心を開くことのできる友人たちがいる。。
そのことが、私の大きな支えとなりました。

 

みなさんのお心遣いや優しさ、
あたたかさが心底、身にしみました。

 

いろんな心の寄り添い方を学ぶことができました。
それはテクニックではなく、やっぱり・・
心がこもっていること。

 

当たり前のことが、深く心にしみました。

 

父の娘で本当によかった!

 

父は晩年、波乱万丈いろんなことがあり、
私たち家族も巻き込まれ、本当に苦労しましたが…

 

それでも私は、
父の娘として生まれてきてよかった!
と心の底から思っています。

 

父が私に注いでくれた愛情の深さ、
大きさは計り知れません。
父は私のすべてを受け入れてくれました。

 

幼い頃から言いこと言って、
欲しいものを手に入れて、
やりたいことをやって、
好きなように生きてこられたのは
父がそれをすべて受け入れてくれたから。。

 

父は、私の希望をほぼすべて叶えてくれました。
父には叱られた記憶がありません。
よって思いっきりわがまま娘に仕上がりました<m(__)m>

 

だから、父が、
ダメ・・とか、
それはできない・・と言うことは、

 

あぁ~~
それはホントにダメなことなんだな・・
と、納得することができました。

 

私が、周りの方々にこんなにも恵まれているのは、
基本的に性善説で生きて来られたのは、
見捨てられ不安がないのは、
なんとなく能天気なのは、、

 

たぶん、、
父がめいっぱいの愛情かけて
育ててくれたおかげ、と思っています。
もちろん母も祖父母も親戚も…ですけれど…(笑)

 

父が望んでいることは・・

 

生前、父から電話がかかってくると、
「みんな変わりないか?子供たちは?」
と、いつも私たちを気遣ってくれていました。

 

私が、
「みんな変わりないよ~元気だよ~」
というと、

 

「・・ならいい。別に用事はないから・・」
と言って10分くらい、
なんでもない話をして、電話を切っていた父。

 

父との最後の会話も、その
「変わりないならいい。
別に用事はないから・・」
という何気ない電話でした。

 

父が亡くなったあと、
父が何を望んでいるのか?と思うことがあります。

 

いろんな後悔も、たくさんあります。。

 

でも私が、とてもとても強く感じること。。
いつものあの何気ない電話から、
父の望みは、

 

私たちがフツ―に元気に
充実した人生を送ること!

 

私がメソメソ…と泣いていることは
絶対に望んでいない。。
むしろ父のことは忘れるくらい、
充実した楽しい人生を送ること!

 

なんとなく、いえ、かなりはっきり、、
…わかります。。

 

まとめ

 

もちろん、思い出すとまだ涙は出てきます。

 

そんなとき、泣ける状況であれば、
思いっきり、泣いています。
だって、、悲しいから。
もう1回声を聞きたいと思うから。

 

泣けるときには思いっきり泣いて、
感情を吐き出すと、
ちょっとスッキリします。

 

ちょっとスッキリすると、
ちょっと冷静に考えることができるようになります。

 

ちょっと冷静に考えることができるようになると、
日常が少しずつ戻ってきます。

 

父を亡くした悲しさや寂しさは
なくなることはありませんが、
上手にお付き合いできるようになります。

 

父が亡くなって、2回目の父の日。
お花なんて、まっったく興味のない父でしたが
一応新しいお花、買ってきましたよ、お父さんexclamation

 

 

大切な人を亡くされた方、
思いっきり泣いていらっしゃいますか?
そういう場はありますか?

 

もしも、誰にも言えない想いがあったら
ちょっとだけスッキリすること
=思いっきり泣くこと、
まずはそこから始めてみませんか・・?

 

大切な人が天国で何を望んでいるのか?
なんとなく、いえ、かなりはっきり・・
わかったりしませんか?

 

それをお話していくことで、
少しずつ心の整理ができるようになります。

 

セッションでは
どんなに泣いても大丈夫ですよ・・
お話にいらしてみませんか?

 

 

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